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2016秋 伊豆・箱根旅行記Vol.6 [旅行(国内)]

はろ~[晴れ] ぼんじゅ~ なのミュっ[揺れるハート][ぴかぴか(新しい)]




ある日、不要な書類をシュレッダーで粉々にしていたら

その箱にしっかりINしておりましたww

ハコスキーなので、これはもうお決まりのようなものですが^^

箱スキー(シュレッダー).jpg
ジャストフィットかどーかは、??だけどねーっ(* ̄m ̄)プッ






箱スキー(シュレッダー)1.jpg
ご機嫌でしっかり収まったので...( ̄∀ ̄*)イヒッ






箱スキー(シュレッダー)2.jpg
フタを閉めてやりました(-ω☆)キラリ







箱スキー(シュレッダー)3.jpg
すんごい勢いで飛び出してきましたww やっぱ怖いのかしら^^








箱スキー(シュレッダー)4.jpg
はいはいw 了解しましたよっ( ̄ー ̄ゞ-☆






【おまけ】

庭のお花たちです[かわいい]

撮ったのは一ヶ月以上前なので、アジサイはもう枯れていますけどねww


2020庭の花(アジサイ).jpg
◆ガクアジサイ with ありさん

もう色褪せ始めている感じ^^

キレイな時期を撮り逃しちゃいましたね[ふらふら]





2020 Mother's Day.jpg
◆アジサイ(トゥルース)

これは、母の日にプレゼントしたアジサイです。

こういうコロンとした形のほうが好み(*´ -`)(´- `*)






2020庭の花(デュランタ宝塚).jpg
◆デュランタ・タカラヅカ

熱帯花木だそうです。クマツヅラ科・ハリマツリ属なんですって。

タカラヅカは、紫に白い縁取りがあります。





2020庭の花(トケイソウ).jpg
◆トケイソウ

見ての通り、時計のようなお花です[かわいい] 私の大好きなお花です[るんるん]






2020庭の花(朝顔).jpg


2020庭の花(朝顔)1.jpg
◆アサガオ

夏の定番ですねw 今年は咲くのが早かった気がします...

ハイビスカスもほしいなぁ[揺れるハート]




・…………・…………・…………・…………・…………・…………・…………

ポーラ美術館の続きです。



期間限定の展示品だと思われます。

トルクメン人の装身具が展示されていました。
 
トルクメン人は現在、トルクメニスタンを中心にイラン、アフガニスタン等で
多く生活しています。
彼らはテケ族やヨムート族など数多くの支族に分かれています。

装身具は全身を合わせると10キロを超えることもあり、昼夜外すことはありませんでした。
ジュエリーは既婚未婚をはじめ社会的立場を表現するものであり、貴金属で作られた財産で
もあり、邪視や災いを避けるお守りでした。
怪我を防ぐなど不思議な力を持つ朱色の宝石カーネリアン(紅玉髄)、羊の角やチューリップ
魔を祓う下げ飾りの音・・・草原や砂漠で彼女たちはつねに装身具を兼ねた護符によって
守られていたのです。



◆頭飾り


頭飾りの代表的な形式に「エグメー」と呼ばれる冠があります。
四角い飾り板を中心に鎖や環で構成され、花嫁装束として使用されました。
この冠の起源はキリスト教発生以前まで遡るとされ、5つの紅玉髄がはめ込ま
れているのが特徴です。5という数字はイスラム教徒が守るべき5つの義務や
5本の指など呪術的な意味を持っています。
一方、銀の小片を環でつないだ頭飾りは、未婚、既婚ともに女性が用いた
形式で、これは帝政ロシアの花嫁の冠を模したものと言われています。
紅玉髄を嵌めたパーツを上下3段に並べて環で留め、魚の形をした下げ飾りが
ついたものもあります。魚はトルクメンでは女性の生殖力を意味します。
この他、2本一対で用いる頭飾りは、環のついた方を後頭部で頭巾に縫い付け
鉤のついた先端を前頭部へ回して装着しました。



これが2本一対かしら^^






◆こめかみ飾り


こめかみ飾りは、頭飾りの脇につけて耳元から胸のあたりに吊り下げます。
耳飾りを大型にしたような形は耳飾りから発展したものなのか、また独自に
発生したものなのか不明です。丈が非常に長い切り抜き文様のものは裕福な
家の妻が用いました。飾りの上部にある、スカートをはいた女性のような形
の銀版は「アダムリク(小さな人間)」と呼ばれるもので、女性の祖先の姿を
様式化したものと言われています。





長いですよねーーー。重いよ、これは[たらーっ(汗)][たらーっ(汗)]







◆耳飾り


耳飾りのうち、イランに住むヨムート族のものは、小さな籠のような形が
特徴的です。環の内側に山、その両脇に蛇の頭を形どったもので古代イランの
世界観を象徴しているとされています。耳飾りは直接耳に穴を開けて下げた
ものか、あるいは木綿の紐や革紐などで頭から垂らして耳の位置にくるよう
下げたものか、付け方がわからないものが多いです。
耳のあたりにこめかみ飾りがすでに下がっているところにさらに耳飾りを
付けます。護符という意味で、二重三重に装身具を付けて身を守ったのかも
しれません。






◆ブコフ(女性用首飾り)


テケ族あるいはヨムート族がつけたものです。
この作品はふたつの部分に分かれており、鉤のついた弦で前板を首に下げます。
鉤は頭に飾り羽のある鳥の姿となっています。
カーネリアン、鍍金による文様そして透かし彫り、びっしりと下げられた魚型の
飾りによって華やかな印象を与えます。
トルクメン・ジュエリー後期の名品です。














◆胸飾り


胸飾りには、六角形、菱形、円盤形などがあり、細かい透彫りを施した六角形
のものは、ブコフと同様に馬蹄型の首輪に環で吊るしたと考えられています。
菱形や円盤形の小形のものは、紐や短い鎖で首からかけるか、留め環で衣服に
縫い付けました。円盤形のものには襟飾りボタンとして用いるものもあります。
円盤形の古い時代のものは中央に円、楕円、四角形の紅玉髄を嵌め込んだもの
が多いです。平面を十文字に交差する帯状の装飾文様で分割したものもあり
これは中央と方位を強調するトルクメンの世界観を示していると言われます。
菱形の胸飾りも円盤形と同様に十文字に帯状の装飾を配し、中央と四隅に
紅玉髄を嵌め込んでいます。






◆背飾り


ヨムート族が用いる背飾りです。この作品は、背中に縫い付けて着用します。
トルクメン語のサチュモンジュクは髪のお守りといった意味になります。
鍍金を施した小さな銀板をアップリケし、カーネリアンやガラスを象嵌した
パーツを14枚連結し、鈴の下げ飾りをつけた、長さ64センチにもなる大振りの
ジュエリーです。




◆背飾り


こちらが背飾りとして最もよく見られる「アジュク」と呼ばれるハート型の
飾り板です。アジュクの中には複数のアジュクを組み合わせたものや紐で繋いだ
ものもあり、部族によって形も大きさも異なっています。
アジュクは砂漠などで背後から病気や邪眼に襲われないように、つけた人を
守護する役割を持っています。
アジュクの中には上部に三角形のついているものがあります。
これは女性の生殖器の象徴であり、多くの民族で強力な呪術的守護として
用いられてきました。トルクメン人は、鳥や牡羊の角など一見したら
文様としか見えない装飾にも呪術的な効力があると信じています。




◆護符入れ


トルクメンの護符入れは、単に装身具としての機能を果たすだけでなく
身につけることによってその呪術力で悪霊を追い払うことが出来る最も
大切な装身具でした。護符は身につける量が多ければ多いほど効き目があると
されました。衣服に縫い付けたり、留め環で留めたり、首から下げたりして
身につけました。
代表的な護符入れは「トゥマール」と呼ばれるもので、古いものはシンプルな
筒形でしたが、時代が下がるにつれ次第に筒の周りに豪華な装飾を施すように
なっていきました。筒にはイスラム教の聖典「コーラン」の中の「開始の章」
「玉座の節」や守護祈文、魔法陣の他、聖者の墓土およびその付近の木に
結び付けられた布切れなどを護符として入れました。
三角形の部分は邪眼から、紅玉髄は出血から身を守るとされ、牡羊の角の文様
は力と生殖力を与え、鈴などは音で悪霊を追い払うと信じられています。


◆衣服と衣服用留め金具、その他の装身具など



トルクメン人の身分の相違は、ほとんど衣服には表れず、どの部族に属するか
なども、装身具の様式のほうにはっきりと表れています。
伝統的スタイルのトルクメン女性は、かかとまでの長さのズボンの上に
くるぶし丈のゆったりとした「テニ・コイネック(ワンピース)」を着て
さらにその上に長い上着を重ねました。
結婚後は髪が見えないように、スカーフのような三角巾を被ったり、テケ族
では「チュルピィ(既婚女性用ベール)」、「クルテ」と呼ばれる被り物を
着用しました。
衣服は基本的には、絹、木綿、毛織物を使って直線裁ちで製作し、豪華な刺繍
で飾りました。ポケットやボタンはなく、ボタンの代わりに装身具で留めて
身に纏いました。




帽子、ですよね^^

小さく見えるものは子供用なのでしょうか。







◆帽子飾り(未婚女性用)


テケ族が使用するものです。女性の帽子に縫い付けて使用します。
女の子が適齢期になると、円い帽子に縫い付けて着用者の立場を示すものです。





◆腕輪

一つほしいっ(笑)






◆指輪、女性用指輪付き腕輪


指輪付き腕輪ってことは一体になっているってことですよねー?
手を動かしづらそうなイメージ(・∀・;)







10月末でしたが、Xmasツリー[クリスマス]が飾られていました[るんるん]






以上で、ポーラ美術館のご紹介はおしまいです(*・ω・)*_ _)


このあと、黒い玉子で有名なところに行きました(((((((((((っ・ω・)っ ブーン

次回ご紹介しまーす^^





感染者がグンと増え始めましたね[がく~(落胆した顔)]

気をつけながらも、通勤電車等は元通りの混み具合になってしまったし

いずれそうなるだろうとは思っていましたが...[たらーっ(汗)]

私は当面週一の出社にさせてもらいます。それで問題もないですしね^^

何よりミュウたんの甘えん坊に拍車がかかり、私が留守にしていると

泣き喚いているそうで[ふらふら] ママ上もいるのに、ダメみたいですww

私も猫なしでは仕事出来ない体になってしまいましたが、ミュウたんも

一人では過ごせない体になってしまったようです(((*≧艸≦)ププッ

一人で仕事する環境に慣れると、出社してたくさんの人でざわざわした

環境が落ち着かなくなってしまいました^^集中できないというか[あせあせ(飛び散る汗)]

少なくとも今年いっぱいはテレワークがメインになると思います。

もうこれに慣れると元通りの働き方は出来ないかもーーー( ̄┰ ̄*)ゞ






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2016秋 伊豆・箱根旅行記Vol.5 [旅行(国内)]

はろ~[晴れ] ぼんじゅ~ なのミュっ[るんるん][ぴかぴか(新しい)]




あそんでほしい2.jpg
うーーん[たらーっ(汗)] ゴメンね、ねぇねはお仕事なのよね[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]





あそんでほしい3.jpg
そんなお顔しないでーー(; ̄ー ̄川 






あそんでほしい5.jpg
う”   ハゲそうなくらい後ろ髪引かれまくりだけどーーーー[もうやだ~(悲しい顔)]






あそんでほしい4.jpg
誰か遊んでくれるといいね^^ 一人っ子だからねぇ[たらーっ(汗)]






あそんでほしい6.jpg
お、それはいいアイディアwww





あそんでほしい7.jpg
(((*≧艸≦)ププッ





あそんでほしい8.jpg
あら、残念(*´ゝ艸・`)ププ





☆.。.:*・°♪.。.:*・°★.。.:*・°☆.。.:*・°♪.。.:*・°★.。.:*・°☆.。.:


さて、ポーラ美術館の続き...

今度は工芸品エリアです。

(作品説明はコピペさせていただきました^^)



◆花形ランプ   byドーム兄弟


アブラナ科ルナリア(和名: 銀銭草、大判草)の実をデザイン化した鉄製金具に、
黄色いオパール色のガラスのほやを装着している。ルナリアの果実は扁平な楕円
のさやのなかにいくつかの種が入った形状でドライフラワーにすると銀色の
光沢を
帯びた上品なベージュ色となる。
このランプの金具は、そうした特徴を忠実に写している。おそらくドームの
協力者だったルイ・マジョレルが手がけたデザインであろう。
一方、ドームが製造したガラスのほやは、ルナリアの花とはまったく関係のない
抽象化した花のイメージをとどめるに過ぎない。

ちょっと部屋に置きたいかも( *´艸`*)





◆ロレーヌ十字文鶴頚花器   byドーム兄弟


紫色の透明地を酸で加工し、多数のロレーヌ十字を浮き彫りしている。
口の頸に金彩を施し、ロレーヌ地方のシンボルであるアザミの花を描いた
郷土色の濃いデザインである。






◆アラベスク文鶴頚花器   byドーム兄弟


赤色透明地の表面にエッチングでジヴレ(霧氷)模様をつけ様々な色彩のエナメル
で装飾的な花文などを描き、金彩で輪郭線をおこして華麗に仕上げている







◆蓋付コンポート   byエミール・ガレ


透明地を型吹き成形し、金型を利用して畝上の溝を浅くつけている。全体の輪郭
は円に近い12角形で、白、赤、青のエナメル彩によって繊細な連弧文や花文を
描いている。アプリカシオンで熔着された蓋のつまみは内部が空洞になっており
8面形に面取りされている。同様に脚部もアプリカシオンで熔着され、フリル状
の溝が金型によってつけられている。蓋を取るとコンポートの中央に、様式化
された花籠に花束を入れたモティーフが描かれている。
これと同様の装飾文様を描いた下図が、オルセー美術館に所蔵されている。
フランスのルーアンで17世紀終わり頃に焼かれた陶器にみられる青と赤の2色に
よる絵付けをガラスに応用したもので、ガレが「ルーアン」と呼んだ装飾モデル。



ガレ、いいですよねーっ(´ー`*)。・:*:・ポワァァン ガレの作品、好き[黒ハート][黒ハート]

エミール・ガレは、アール・ヌーヴォーを代表するフランスのガラス工芸作家

陶器、家具のデザイナーです。





◆コンポート   byエミール・ガレ


淡褐色透明地の12稜形のコンポート表面に白や緑のエナメル彩で花文を描き、
裏面側に紫色の唐草文を描いている。透明ガラスの両面に文様を描いて、
それらが重なってひとつつの文様に見えるような構成手法がとられている。
金型を使ってガラスが熱いうちにフリル状の凹凸の変化をつけ、ステム(柄)
にもねじりが加えられている。熔着された脚台は6弁の花形に造形されている。







◆オンシジューム文耳付花器   byドーム兄弟


黄色を練り込んだ透明地にオレンジを被せ、オンシジューム(蘭)の花を
エッチングで削り、エナメル彩で細部を描いた耳付の花器。同じ装飾文様の
ガラス器が多数ある。





◆ブリオニア文耳付花器   byドーム兄弟


ブリオニア(和名: 蔦瓜)をエッチングとエナメル彩で表現している。
赤い実はカボション技法で熔着したもの。下剤として使われる場合もある薬草の
一種で、ウリ科のつる植物。花言葉は「拒絶」。





◆ケシ文花器    byドーム兄弟


≪ケシ文花器≫(006-0862)と類似の素材と技法を使った作例。
デザインされた花はケシ。薄い花びらが襞状に重なる様子を巧妙に浮き彫りで
表現している。筆で描く絵画の場合と異なり、金属グラインダーを使って硬い
素材にこのようなデリケートな表情を与えるのは至難の技である。
当時の職人の熟練ぶりがしのばれる。
ちなみに葉はエッチングによる簡略化した仕上げにとなっている。






一番右のはマーガレットが描かれていますね[かわいい]

これらもドーム兄弟の作品です。






◆藤文花器    byドーム兄弟


口の周辺部に淡いピンクをその他の部分には明るい青のガラスの粉を練り込んだ
素地を使った花器。全体にエッチングでつや消しを施し、黄色い花を咲かせる藤
をエナメルで描いている。画面の上方から下に向かって花や枝を垂下させる構図
は、浮世絵などの日本美術の影響によるといわれている。





◆蜻蛉とフェンネル文花器    byドーム兄弟


ガレもよく蜻蛉をモチーフにしていた気がします。

人気なのかな^^





◆ペポカボチャ文花器   byドーム兄弟


色や模様や形が多種多様な園芸品種のペポカボチャ(別名: オモチャカボチャ、玩具南瓜)
を表現した花器。果実は食用としてではなく観賞用に販売されている。
口の周囲など余白の一部にドームが好んだマルトレ(槌目模様)が刻まれている。



ペポカボチャって名前がかわいいっ(((*≧艸≦)ププッ




◆モクレン花器   byドーム兄弟


モクレンの花の部分はグラヴュールによる手彫り、葉や茎はエッチングによる
簡略化した浮き彫りという二種類の彫刻技法を併用した作品。
ドームには、このような仕上げ方法を採用した作例がしばしばみられる。





◆ユリ文花器   byドーム兄弟


透明地に内側に白と黄色の斑紋層を封入し、外側に紫を被せた3層被せガラス。
エッチングでユリを彫刻している。アール・ヌーヴォー様式の典型的なデザイン
といえるが、最近出版されたナンシー市美術館の所蔵品カタログでは、
これと同形作の制作年を1927年まで下げている。
比較的長期間にわたって製造されたモデルと考えるのが無難かもしれない。







◆木葉文蓋付瓶   byドーム兄弟


ヴィトリフィカシオン技法によって赤色と栗色、緑色のガラスのパウダーを被せ
かけエッチングで彫った木の葉のモティーフをレリーフ状に浮き上がらせている。
面取り加工をして宝石のような効果を与えた赤いカボションと金属箔を封入した
昆虫のアプリカシオンが熔着されている。被せガラスのような複雑なプロセスを
経なくても、微妙な色彩の斑紋を表現できるヴィトリフィカシオンは量産に
向いた技法であり、ドーム社が得意とした合理的な製造法である。






◆葡萄とカタツムリ文花器    byドーム兄弟


ヴィトリフィカシオン技法による赤や青紫、白、緑などを被せた被せガラス。
エッチングによってたわわに実った葡萄の房を浮き彫りし、その中のいくつかは
カボションによって丸く盛り上がっている。
アプリカシオン技法で溶着したカタツムリは葡萄の若葉を食べて育つエスカルゴ
であろう。畑の中の貝と呼ばれ古代ギリシアから食用に供されているカタツムリ
である。同種類の文様を施したガラス器やランプなどが多数存在する。




◆樹林文花器   byドーム兄弟


オレンジと黄色のマーブル地にヴィトリフィカシオン技法による緑色を重ねた
被せガラス。樹木のあいだに建物が散見できる風景をスフレ(型吹き)技法で
レリーフ表現してかるくグラヴュールを加えている。
近景に樹木の幹をクローズアップして表現し、その間から遠景をのぞかせる構図
は浮世絵由来のものでガレが最初にガラス器に応用しドームがこれに追随した。
ガレの場合はアプリカシオン技法と象嵌技法を併用するきわめて高度な技術が
使われたが、ドームはスフレ技法によって大量生産化を可能にした。





こちらもドーム兄弟の作品







◆薔薇文花器    byドーム兄弟


淡い色調で繊細に薔薇の花を表現している。花はピンク色のエナメルが塗られて
いるが、茎や葉は黒い輪郭線のみという控えめな仕上げである。
素地に混入された色ガラス粉末が穏やかな色調をかもし出す。
その効果を巧みに活かしたデザイン手法といってよいだろう。


これ、好みっ(*´ -`)(´- `*)[揺れるハート]





スミレなどの花文花器たち






◆フクシャ文花器    byドーム兄弟


こちらも素敵ですね(゚∇^*) ♪





キノコのようなランプたち[ぴかぴか(新しい)]





◆ユーカリ文ランプ   byドーム兄弟


ユーカリの葉はコアラの餌として知られるように、オーストラリア原産の植物。
地球の裏側からヨーロッパに持ち込まれたユーカリは、珍しい植物を欲しがる
園芸愛好家にとって、興味を引く格好の樹木であった。
あのガレもイタリアのマッジョーレ湖畔にある貴族の別荘庭園で25種のユーカリ
を植えた森のような情景を目の当たりにし、「ついにユーカリの前に立った」
感慨深い讃嘆の言葉を残している。




 
◆鳥文ランプ   byエミール・ガレ


軸に森林の景色を、笠に上空を飛ぶ鳥をあしらい、ランプの上下でひとつの世界
を表現している。ランプの脚は、バラスターと呼ばれる柱などの建築装飾の手法
を応用したデザインで、比較的残存例が少ないモデルである。






◆セリ文ランプ   byエミール・ガレ


透明地にピンクと淡緑色を重ねた3層被せガラス。
エッチングによってセリ科植物の繖形花序を浮き彫りしている。
笠の頂部には穴が空いており、ブロンズ製の飾り金具を蓋のように載せている。
淡く上品な色調の組み合わせと、凝った金具のデザインから、おそらくガレが
生前に手掛けたデザインによるものと推定できる。
ガレはランプ創造に出遅れ、本格的にこの分野に進出したのは1902年であった。
そのため生前にさかのぼるランプは残存する例が少ないので貴重な作品といえる


でも、ランプといえばガレ、かな^^ 私の中では...

これらのランプがほしいかと言われると、うーん...って感じですけどww




◆徽章文杯,徽章文扁壺   byドーム兄弟


ゴージャスですね[ぴかぴか(新しい)]

こちらは露仏同盟締結に際して、フランスを訪れたロシア代表団を迎えるための
公式歓迎行事の記念品として製造されたものです。
帝政ロシアの紋章、双頭の鷲を取り囲むように様々な装飾と言葉が散りばめられ
ています。二本の腕木を有するロレーヌ十字やロレーヌの鷲、ロレーヌ公国の
紋章の装飾に使われてきたアザミなどは、ガレやドーム兄弟の活動の地である
ロレーヌ地方にゆかりの深いものです。



ガラス工芸品はほとんどドーム兄弟でしたね[あせあせ(飛び散る汗)]

ガレもたくさんコレクションされているのに、ほとんど撮っていないという

ことは撮影禁止だったのかな( ̄┰ ̄*)ゞ(もう覚えていないww)





次回は、装飾品たちをご紹介いたしまーす[るんるん]





ここのところ、毎日新たな感染者が増え続けていますね[がく~(落胆した顔)]

電車とか、街の様子を見ると、そりゃ増えるわなって感じですけどね。

政府はどうするのかしらと思いますが、もう非常事態宣言は出さないのかなって

感じます。休業要請しないのも、補償するお金もないしってところでしょうか。

夏の旅行とかちょっと行きたい気持ちもありますが、実際には厳しそう[ふらふら]

コロナに加えて、この大雨[霧][台風] 九州方面の方々が心配です。

今夜からまた荒れそうな予報が出ていますが、これ以上酷くならないことを

祈りたいです+.(人´Д`*).+゜. みなさまお気をつけて[exclamation×2]







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